第一地区むさしのジャンボリーが目指すのは子ども達の成功体験

武蔵野市自然の村ジオラマ?
武蔵野市自然の村ジオラマ?

 6月上旬の学校公開日に合わせて、むさしのジャンボリー参加者募集の締切を迎える前に、「むさしのジャンボリー」紹介コーナーを第一小学校内に設置。武蔵野市自然の村の手作りジオラマ、服装、持ち物、おやつ、食事メニュー、むさしのジャンボリーDVD映像などを展示し、訪れた保護者や子ども達にも紹介することができました。来年の参加を検討している3年生の保護者の来場が比較的多かったように思います。

 むさしのジャンボリーの魅力の1つは、武蔵野市が共催しているので安価でしかも安心して参加できる点です。実施する会場は武蔵野市が直接運営に携わっている施設であり、専門スタッフや、赤十字病院から看護師を配置するなど、しっかりとしたサポート体制があります。また、指導をしてくださる地域・保護者、サブリーダー達は研修や経験を積んでおり、新規のサブリーダー達も市が主催のサブリーダー研修会やデイキャンプの研修を受けて、万全の体制で準備を進めています。

ジャンボリーの服装
ジャンボリーの服装

 各地区のジャンボリー実行委員会は工夫を重ねて、それぞれ独自のプログラム(オリエンテーション、クイズ、ハイキング、星空観測、キャンプファイヤー、クラフト、川遊びなど)で毎年子ども達を迎えています。第一地区も同様。基本的な野外生活を営む二泊三日という短い日程の中で、班ごとに課題が与えられ、全員が協力して取組みます。大切にしているのは「成功体験」。必ず成功できるようサポートを惜しみません。なぜなら、この体験こそが子ども達の成長につながると考えているからです。

 例えば「食事の用意」。いつもならテレビを見ている間に用意ができている夕飯ですが、ここでは自分達で薪割から始めなければいけません。しかも、火がつかなければ食事が作れないし、食べられません。食べるために皆と協力して必死になって頑張るから、出来上がった豚汁やカレーが一段と美味しく味わえるのです。そんな成功体験の積み重ねを大切にするのがむさしのジャンボリーです。

 参加する子ども達がそれぞれの成功体験を自信に変え自己肯定感を引き上げると共に、地域の大人達やサブリーダー達との交流を将来の財産として大切にしてほしいと願っています。この出会いは生涯に一度だけの奇跡。多くの指導者、サブリーダー達はそんなことを思いながら毎年むさしのジャンボリーに参加されています。今年も悔いのない楽しいむさしのジャンボリーにできるようスタッフ一同頑張りましょう!

サブリーダーの打ち合わせも始まった
サブリーダーの打ち合わせも始まった

 キャンプ用品の中古品を集めています。サブリーダー経由で預かることもできますし、7月15日(土)「一小夏まつり」でも受け付けております。ぜひご協力ください!