· 

「地産地消、すべて食べきるエコ料理」で一人当たり生ごみたったの10g!

 先日、クリーンむさしのを推進する会主催で、西久保コミュニティセンター調理室にて、「地産地消、すべて食べきるエコ料理」と題して、フードソムリエの行長万里さんに食品ロスを考えたレシピを教えていただきました。

 ジャガイモの皮、里芋の皮、たまねぎの皮は鶏肉のハンバーグに、人参のヘタ、水菜の根、玉ねぎのヘタ、残飯(ごはん)は人参ポタージュスープ、湿気たのりはニョッキのソースに、なしは皮ごとおろしてサラダのドレッシングに使われるレシピは、驚きでした。しかもおいしい!

 今回は武蔵境で自然農法で育てていらっしゃるところから、直接用意した有機野菜をいただきましたので、安心して皮や根やヘタの部分を食べられました。いいですよね~

 さらに驚きなのは、生ごみの量。一人当たりたったの10gだったこと!武蔵野市のごみ減量の目標が1日あたり600g。その内、生ごみは3割程度と言われているので、約180g。もしも、一日三食をゴミが出ない料理に置き換えられたら、余裕で目標達成できちゃいますね。

 ただ、このレシピは有機野菜の方が安全という点が要注意です。最近はスーパーでも有機野菜が売られていて、手に入りやすくはなりました。また地元の有機野菜を直接農家から分けていただくこともできるようです。いっそ自分で有機栽培にチャレンジすることも考えてみたい。

 フードソムリエ行長万里さんは多方面で活躍をされていて、武蔵野市の防災訓練で啓発品としてもらえる缶詰など非常食を使った料理教室でも教えてくださいました。食品ロスを無くすことは、災害時でも大切なことですよね。