コロナ禍で変わる地域活動 

令和2年度はコロナウィルス感染の脅威にさらされ、地域活動はほぼ休止状態でしたが、ようやく学校施設の利用方法や様々な安全策が整えられてきて、今までとは違うけれど新しい形で何かできるかもしれないという期待が膨らんでいます!

コロナウィルス感染拡大で地域活動ほぼ停止

 コロナウィルス感染拡大の影響で、まず卒業式が縮小、続いて入学式も縮小になり、学校からは不特定多数の地域住民が校内に入ることも、子ども達と接触することも避けてほしいという要請がありました。当時はだれもが家族の命を優先にせざるを得ない状況でしたから、活動の自粛は当然なことでしょう。

 

 最初のコロナウィルス感染が分かってからもう9か月になり、感染者がゼロにならないかもしれない世の中に変わってしまい、果たして青少協はどうなるのか?と不安になります。

 

 青少協はその名の通り「青少年の健全な育成」ができる地域にしていくため、地域の交流が生まれる大きな行事を大切にしてきました。なつまつり、むさしのジャンボリー、新年子ども会、などに加え、各地区の青少協が地域独自のイベントを開催することで一年間がまわる生活が日常でしたから、家族のことで精いっぱいのこの長い期間はしばらく経験していなかったかもしれません。

 

それでも地球は回る...

 感じ方は人それぞれだったと思います。ちょっと一息つけたかな…

 

 ふと気づくと、子ども達が楽しみにしていた地域行事だけではなく、学校行事も次々と中止になり、それこそ家族旅行も中止になった方も多かったと思います。ネット環境さえ整っていれば、ある程度リモートで行うイベントやゲームは試すでしょう。短期的なことであればそれも仕方ありません。が、子ども達の過ごし方として、これでいいのか?と心配になってきますよね?コロナ禍であろうとも、子ども達はどんどん成長していくわけです。子ども達には地域との関りを何も経験せず成長していっても大丈夫なのでしょうか?

 

今年だって素敵な一年でありたい

 年度初めから青少協として子ども達にしてあげられることはないだろうかと、役員会で何度も話し合ってきました。まず準備したのは小学生のマスク。国や市からの配布もありましたが、学校の再開でマスク必須と聞き、当時子供サイズのマスクが店頭から消えていた事情もあったので急遽ネット通販で購入配布しました。冷感タイプのものだったので好評だったようです。元気なら、マスクさえあれば、学校に通えるし、お友達にも会える。そうしてあげたいという地域の想いが伝わっていたら嬉しいと思います。中学生のハンドジェルも、今や当たり前になっている手の消毒をどこでもできるようにしてあげることで、安心して活動ができるのではないかという思いで配布しました。今の所これしかしていないわけですが、なんと今年度はまだ半年残っています。

 

 そんなわけで、現在、青少協第一地区委員会では、

・感染予防対策をしっかり取って

・ネット環境がなくても

・子ども達が

・保護者と一緒に楽しめる

 地域交流行事の実現を目指して企画を考えています。

 

正式なガイドラインも整ってきました!

 青少協の活動拠点は小学校ですから、学校施設をお借りすることがほとんどです。市のホームページにも記載されているように感染症チェックリストを利用し、消毒の徹底やソーシャルディスタンス、換気などを考慮して、行事を企画していきます。

 

 今年はPTA活動もできない学校がほとんどです。保護者はまずは我が子と家族のことが優先ですから、当然の決断だと思います。ですから、今年はPTAとしてというよりも、地域の一人として子ども達のために楽しいこと考えてみてはどうでしょうか?集まらなくても楽しくできること何かあるのではないでしょうか?

一緒に考えませんか?

 武蔵野市青少協は市長から委嘱され子ども達の健全な育成のために活動をしているボランティア団体です。もう少し柔らかく私たち流に表現するならば、子ども達が地域の大人達との関りの中で健やかに成長していけるような地域づくりをしている近所のおばさんやおじさんの団体です。同じような志を持った方で、武蔵野市立第一小学校の学区にお住まいの方やご縁のある方でしたら、ぜひご連絡ください。(18歳以上に限ります)

 

 世の中が落ち着いて、以前のようにお祭りができるようになったら、また大きな行事も復活するでしょう!するといいな。